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マイナポイントとは?~申込方法/おすすめキャッシュレス決済サービスをご紹介

ついに9月から開始となったマイナポイント、もう申し込みされましたか?

キャッシュレス消費者還元事業(5%還元)が終わっちゃったな。。。と思いきや新たなマイナポイント事業は還元率25%!!

還元上限額はあるものの、一人あたり5,000円が還元されるのだからお得ですよね☺️

開始となった今、どのキャッシュレス決済サービスに申込むべきか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

こちらの記事では、自身の本業で培ったキャッシュレスの知識を注ぎ込み、今さら聞けないマイナポイントとは?から対象キャッシュレス決済サービス/どのサービスがお得かまでを分かりやすくご紹介します(^^)

マイナポイントとは

マイナポイントとは、マイナンバーカードを使って予約・申込を行い、自分が選んだキャッシュレス決済サービスでチャージやお買い物をすると、利用金額の25%分が選んだキャッシュレス決済サービスのポイントとして付与されるポイントです。

つまり、マイナンバーカードを使って特定のキャッシュレスサービスの申込みすることで25%のポイント還元が受けられる というものです。
対象期間:2020年9月1日〜2021年3月31日

そもそもなぜマイナポイント事業が進められているのでしょうか?

このマイナポイント事業は総務省が行っていますが、25%の還元ともなると相当の予算がかかります。
なので当然大きな目的があります。
マイナポイント事業の目的は、マイナンバーカードの普及とキャッシュレス決済の普及です。

マイナポイント自体は、特定のキャッシュレスサービスポイントとしての付与となり、お店などで支払いをする際にマイナンバーカードは不要ですが、マイナンバーカードの普及が最大の目的であるためマイナンバーカードを通じての申込が必須となっているのです。

私たち国民としては、税金をもとに行われている事業ですし、25%還元はとても大きいのでぜひとも活用したいですよね(*^-^*)

マイナポイント登録~利用方法

マイナポイントをもらうためには、以下の3STEPが必要となります。

引用元:総務省マイナポイント事業https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/about/

マイナポイント利用3STEP①マイナンバーカード取得

まずはマイナンバーカードの取得です。
紛らわしいのですが、マイナンバーカードとは、自治体から届くぺらぺらの紙製の「マイナンバー通知カード」とは別物です!

マイナンバーカードは、マイナンバー通知カードと一緒に自治体から送られてきたマイナンバーカード交付申請書で申請することで初めて手に入るカードです。

引用元:総務省マイナポイント事業https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/about/

交付申請書が手元にない、引っ越ししちゃって現在の自治体の交付申請書が手元にない涙 って方は自治体窓口で再発行依頼が可能ですしHPから交付申請書を印刷して郵送という手もありますのでご安心ください。

マイナンバーカードの交付申請自体はスマホやPCからでもできますが、なんと交付は手渡しのため自治体窓口へ行く必要があります・・・。
こんなご時世に、なんで・・・という気もしますが、今後マイナンバーカードでできることが増えてくるはずなのでこれを期に作っておきましょう。

マイナンバーカードが交付されるまで申請から約一か月かかるので、マイナポイント事業が終わってしまう2021年3月の数か月前までには申請が必要です。

マイナンバーカードの交付申請については総務省公式HPをご参照ください。

マイナポイント利用3STEP②マイナポイント予約(マイキーID発行)、マイナポイント申込

マイナンバーカードが交付されたら、次はマイナポイント予約(マイキーID発行)、マイナポイント申込です。

具体的にやることとしては、以下の2点です。

①マイキーID発行
「マイナポイント」アプリ/または「マイキーID作成・登録準備ソフト」よりマイナンバーカードの暗証番号入力・マイナンバーカード読み取りを実施し、マイキーIDを発行。

マイナポイント申し込み
同アプリ/ソフトからマイナポイントをもらう決済サービスを検索し、選択、「決済サービスID(必須)、セキュリティコード(必須)、電話番号(下4桁)(任意)」を入力し申し込み。

この作業のためには以下の環境が必要となります。

引用元:総務省マイナポイント事業https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/flow/mykey-get/?tab=first&stab=iphone#howto

注意点としては、スマホで申し込む場合はマイナンバーカードを読み取れる対応機種である必要があること。
パソコンで申し込む場合は、対応するカードリーダーが必要だということです。

そして、「決済サービスID(必須)、セキュリティコード(必須)はキャッシュレス決済サービスによって確認の方法が異なるということです!

なので、どのキャッシュレス決済サービスに申し込むかを決め、そのキャッシュレス決済サービスのマイナポイント事業サイトで決済サービスIDとセキュリティコードを確認したうえでSTEPを行うのがスムーズだと思います。

対応のスマホもないし、カードリーダーなんて無いよ・・・という方、ご安心ください!
多くのキャッシュレス決済サービスでは上記図の右に書いてある「支援端末」(市区町村窓口・郵便局・コンビニ(マルチコピー機・ATM)・携帯ショップ等)でSTEP②が完了できます。

私はWAONに申し込みすると決めていたため、イオンにあるマルチメディアコピー機で申込しました。

マイナポイント利用3STEP③申し込んだキャッシュレス決済サービスでチャージ・支払い

あとは簡単です!申し込んだキャッシュレス決済サービスでチャージ、支払いするだけです。

マイナポイント申し込み完了後、キャッシュレス決済サービスで2万円のチャージもしくは支払いをすると、選択したキャッシュレス決済として上限5,000円分のマイナポイントが付与されます。

2万円×25%=5000円というわけですね。

注意事項としては、対象期間:202091日〜2021331日にチャージ・支払いされた額が対象となるということです。

また、「事前のチャージ」または「支払い」のどちらでポイントが付与されるかは決済サービスによって異なります。
なので申込の際には、申込キャッシュレスサービスの利用方法を要確認です。

どのキャッシュレス決済サービスを選べばいいか?

さていよいよ本題です!
2020年8月現在、111ものキャッシュレス決済サービスがマイナポイント事業対象となっていますがどのサービスを選べばいいのでしょうか?

選ぶポイントは以下3点です。

①既に利用しているサービスか/すぐに利用開始できるか
②チャージか支払いか
③使い道のあるポイントか

既に利用しているサービスか/すぐに利用開始できるか

マイナポイントの対象キャッシュレス決済サービスはすでに100サービス以上ありますが、その中に自分がすでに利用しているサービスがあればまずはその中から検討するのが当然手っ取り早いです。

例えばクレジットカードを新たに申し込みするとなればカード会社の審査が必要となり数週間はかかります。
このマイナポイント事業のために新たなクレジットカードを作るのは面倒ですよね。

ただ電子マネーやQRコード決済に関しては即日利用可能になるものも多いので、後述の「上乗せキャンペーン」に惹かれればこれを機に新しいキャッシュレスサービスを利用するのも良いと思います。

とにかく面倒なのは嫌だ、早く始めたい!という方は今お使いのキャッシュレスサービスを申し込みましょう。

使い道のあるポイントか

これは①とも関連しますが、当然「普段使える、使い道のあるポイント」を選ぶべきです。

クレジットカードの場合は使い道がプレゼント交換のみ というようなサービスもあるでしょう。
また電子マネーは利用できるお店が限られますし、QRコードも同様です。

せっかく還元されるポイントの使い道がないのでは意味がないので、普段使えるポイントにしましょう。

例えばSuicaであれば定期券購入や運賃で嫌でも使いますし、イオンで買い物をする方はWAONもいいですよね。
クレジットカードでも楽天カードであれば楽天市場で使えますし、コンビニでよく買い物する方はPayPayやd払いなどのQRコード決済も良いでしょう。

チャージか支払いか

個人的に、これがかなり大事なポイントだと思っています。
私がおすすめなのはチャージでポイントが付与されるサービス!

チャージの場合は、いっぺんに2万円チャージしてしまえば後日5000ポイントが付与され、上限を余すことなく使い切れます。
※ポイント利用期限は確認しておきましょう

支払いの場合は対象期間内の7か月間の間に20,000円の支払いをした場合のみ5000ポイント付与となるため、上限を使いきれているかどうかを確認するのが面倒ですし、使い切れない可能性もあるでしょう。

気分的にも一気に5000ポイント付与されたほうが嬉しい気がします笑

対象となるキャッシュレス決済サービス

それでは、現状どのようなキャッシュレスサービスが対象となっているのでしょうか?

2020/8/15時点
引用元:総務省マイナポイント事業https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/service_search/

日々対象サービスが追加されているようなので、最新の情報は参照元URLからご確認ください。

実はマイナポイントに加えて、キャッシュレス決済サービス独自の「上乗せキャンペーン」を実施しているサービスが多数あります!

これを機に新しいユーザーを増やしたいし、既存ユーザーにはもちろん自社のサービスで決済してほしいですよね。なので自社サービスを利用してもらうため、各社が独自キャンペーンを追加しているのです!

この上乗せキャンペーンをしているサービスかどうか、というのも選ぶ上で重要な判断基準になってきますよね。

ざっと見たところ、クレジットカードやデビットカードには、「上乗せキャンペーン」を実施しているサービスは少なかったです。
(そもそも対象サービス自体も20程度と少ない)

対して電子マネーやQRコードは「上乗せキャンペーン」を実施しているサービスが多く、またマイナポイント関係なくそもそもポイントの2重取りができるため、個人的には電子マネーかQRコードをお勧めします。

キャッシュレス決済サービスについてまとめた記事もありますので是非ご覧ください(*^-^*)

キャッシュレスサービスを徹底比較―通信企業勤務OLのおすすめサービス・使い方

おすすめキャッシュレス決済サービス

では、結局どのキャッシュレス決済サービスが良いのか?
お得好きなアラサーOLの私が選びたいおすすめサービスは以下5つです!

①WAON

イオンユーザーなら絶対これです。
おすすめな理由は、チャージ式である点と上乗せキャンペーンでチャージ額の10%が還元(上限2,000円)されるためです。
つまり20,000円のチャージで、マイナポイント5000ポイント+WAON2000ポイントの合計7000ポイントが付与されるのです!

■キャッシュレス決済サービスタイプ:電子マネー
■ポイントの貯め方:チャージ
■貯まるポイント:WAON
■上乗せキャンペーン:チャージ額の10%が還元(上限2,000円)
■ポイント付与のタイミング:当月分を集計し翌月に付与 当月利用分を翌月の末日頃に付与
■公式HP: https://www.waon.net/mynapoint/

現在利用していない方でも、モバイルWAONならスマホでアプリをダウンロードし会員登録するだけですぐ利用できる点も良いですね。

②Suica

迷ったらこれにしましょう!
おすすめな理由は、チャージ式である点と上乗せキャンペーンで1000ポイントが付与される点です。
Suicaで付与されるJREポイントは電子マネーとしてチャージすることで、コンビニなどの買い物はもちろん、電車に乗るときにも使えるので無駄にならないポイントなのも良いです。

■キャッシュレス決済サービスタイプ:電子マネー
■ポイントの貯め方:チャージ
■貯まるポイント:JREポイント
■上乗せキャンペーン:マイナポイントにSuicaを申し込みで1,000ポイント
■ポイント付与のタイミング:チャージ翌月上旬以降
■公式HP: https://www.jrepoint.jp/information/suica_mynapoint/

事前準備として、SuicaをJREポイントに登録する必要があるのでご注意ください(手続きはJRE POINT WEBサイトからできるので簡単です)。

③d払い

こちらは既存ユーザーやドコモスマホユーザーの方におすすめです。
おすすめな理由は、チャージ式が対象である点と上乗せキャンペーンで最大2500ポイント(①マイナポイントにd払い申し込みで1000ポイント+②チャージまたは支払金額の5%(上限1000ポイント))が還元されるためです。
上乗せキャンペーンとしてはトップクラスのお得さでしょう。
d払いはとくにドコモユーザー/dカードユーザーへの特典が多いので、ドコモユーザーの方は最強です。

ただし、上乗せキャンペーンには対象期間があるため要注意です!
上乗せキャンペーン①
実施期間:2020年7月1日(水)~2020年9月30日(水)

上乗せキャンペーン②
実施期間:2020年9月1日(火)~2021331日(水)

■キャッシュレス決済サービスタイプ:QRコード決済
■ポイントの貯め方:チャージ/支払い 
■貯まるポイント:dポイント
■上乗せキャンペーン:マイナポイントにd払い申し込みで1000ポイント+チャージまたは支払金額の5%(上限1000ポイント)
■ポイント付与のタイミング:チャージは即時付与
■公式HP:https://service.smt.docomo.ne.jp/keitai_payment/campaign/dpay_mynapoint/index.html

④楽天ペイ

こちらは上乗せキャンペーンはありませんが、楽天市場ユーザーにはおすすめです。

チャージ式でないというデメリットはありますが、25%付与となる対象がこれまで貯めてきた楽天ポイントでの支払いも含まれるのが良いです!

■キャッシュレス決済サービスタイプ:QRコード決済
■ポイントの貯め方:支払い 
■貯まるポイント:楽天ポイント
■上乗せキャンペーン:ー
■ポイント付与のタイミング:利用月の翌々月末日頃に付与
■公式HP:https://pay.rakuten.co.jp/campaign/2020/mynumberpoint_detail/

Kyash

こちらは、すでにお持ちのユーザーにおすすめです。
上乗せキャンペーンはありませんが、チャージ式であることと、ポイントがVISAカード利用店舗で幅広く使えるという点がメリットです。
Kyashをお持ちでない場合、発行に300円―900円費用がかかるのと発行までに時間がかかることでデメリットです。

Kyashについてはこちらの記事で書いています。

Kyashとは

■キャッシュレス決済サービスタイプ:クレジットカード
■ポイントの貯め方:チャージ 
■貯まるポイント:Kyashポイント
■上乗せキャンペーン:ー
■ポイント付与のタイミング:完了した月の翌月末
■公式HP:https://pay.rakuten.co.jp/campaign/2020/mynumberpoint_detail/

最後に

いかがでしたか?
マイナンバーカードが手元にあれば、そんなに手間のかかる手続きはないですよね。

マイナポイント申し込みキャッシュレス決済サービスを選ぶ参考になれば嬉しいです。(*^-^*)

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